解体、スケルトンに。

いよいよ解体作業が始まります。
既存の床壁を取り払い、スケルトン状態へ。
解体にかかる時間はスケジュール上、丸3日。

ケルトンになった状態で、改めて今後の工事の打ち合わせをしましょうという建築家Sさんの提案により
スケジュール通りの解体3日目の夜、仕事をなんとか切り上げて現場へ向かったのでした。

集結予定メンバーは、
建築家Sさん、現場監理責任者のIさん、Iさんの上司のMさん、Sさんのお抱え大工のSさん、
そして私たちです。

マンションのエントランスの前で待ち合わせて
いざ、解体後の我が家へ。

正直、驚きました。
がらんどう。
というか、廃墟というか、焼け野原。

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やってしまった、どうしよう。
後戻りできない、という気持ちでいっぱいになりました。

別で記事を書きますが、施工会社の方がおっしゃるには解体時の騒音がすごく、近隣の方からもかなり苦情がきていたようです。
それを聞くとますますこの焼け野原状態の我が家が痛々しく思えるのですが、逆に言うともうやるしかない、そんな気持ちにもなりました。

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呆然としている私達の傍らでは建築家Sさんや現場監督のIさんらが一生懸命打ち合わせして下さってました。
ガスの圧力が足りず、オイルヒーターをバスルームに通すのは難しそうだということ。
躯体は壊せないので、バスタブはひとまわり小さいものになりそうだということ。

帰りのエレベーターの中で、施工会社のMさんが「いいもの作りましょう!」と言ってました。
不安で一杯だった気持ちが少し和らぎ、と同時に胸が熱くなったのでした。